マドラスの靴
マドラスという靴のメーカーを知っていますか?
マドラス靴とは、最初はイタリア人のバレンチノ・ピコロット氏が創業した靴会社です。
初期の頃には、高品質の皮を用いた手縫いのモカシンでした。
この高品質の皮は、インドのマドラス地方でしか入手できないものだったので、マドラス地方に敬意をこめて、社名を「マドラス」としたのです。
日本では1965年に旧アジア販売株式会社がマドラス社と業務提携、その後マドラスの靴の製造販売を始めています。
そのあと、トラサルディ、グレ、レノマ、エル、カルバンクラインなどの世界の靴ブランドと提携をしています。
マドラスの靴にはこだわりが溢れています。
世界から仕入れた情報や、デザイナーたちが集めた情報に基づき、数百枚に及ぶスケッチを描いて作ります。
出来上がった試作品にも、つま先の丸みや甲のディテールに対して、ミリ単位のチェックを重ねて制作されます。
ひとつのマドラスの靴は270〜280種にも及ぶパーツで作られています。
多くのパーツを手縫いで縫い合わせることによって、風合いのある、ぬくもりの感じられるマドラスの靴が出来上がるのです。
また、マドラスの靴には、ボロネーゼ製法と呼ばれる、靴の返りのよくなる製法が施されているものもあります。
ボロネーゼ製法は、高級靴の題名詞とも言われます。
マドラス靴のボロネーゼ製法
ボロネーゼ製法とは、イタリア・ボローニャ地方に古くから伝わるマッケイ製法の発展型です。
つまさき部分が袋状になるため、足当たりが柔らかいのです。
足の動きに合わせた屈曲性も得られます。
マッケイ製法に比べ、手間とコストがかかるのですが、ミッドソールとアウトソールに出来るすき間に、緩衝材を入れることが出来るので、マドラス靴では、ウォーキングシューズなどにも用いられます。
ところで、皆さんは靴を選ぶときに、どんなことを気にして選んでいますか?デザインも気になるところですが、やはり一番気になるのは、歩きやすさ、履きやすさではないでしょうか。
マドラス靴のおすすめ靴サイズの選び方
この歩きやすさに直結する、マドラス靴が推奨する靴のサイズの選び方を、ご説明します。
靴を買いに行くベストタイムは夕方。早くても昼を過ぎてからにしましょう。
足の形も時間によって変化しているのです。
まず、つまさき、甲、土踏まずのフィット感をチェックしましょう。
体重をかけたとき、かかとの重心はぐらつきませんか?
靴はアキレス腱に食い込みませんか?
靴のサイズはあくまでも目安として、「自分は○○cmなんだ」と頭から信じ込んでしまわないことが大切です。
実際に靴を履いてみて、フィット感を確かめるようにしてください。